专利摘要:

公开号:WO1988001658A1
申请号:PCT/JP1987/000639
申请日:1987-08-27
公开日:1988-03-10
发明作者:Kotaro Ono;Toshitaka Nakaya;Yoshitsugu Kobayashi
申请人:Nippon Mayer Co., Ltd.;
IPC主号:D03C7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 凝 纖等のための織機
[0003] [ 技 術 分 野 ] こ の発明 は、 織幅方向に移行す る 少な く と も一群の経糸 を配す る こ と が可能な織機に関 し 、 特に、 次の構造を有す る 織機に関す る 。 すなわ ち 、
[0004] 経糸案内 の た めの織幅方向 に延び る 複数の案内部材が並 設 さ れ、 こ れ ら の経糸案内部材の各 々 に は長手方向 に沿 つ て多数の導糸片が植設 さ れて お り 、 こ れ ら の案内部材の う ち少な く と も 1 つ の案内部材が織幅方向 に変位可能であ り 少な く と も 1 つ の案内部材 と 他の案内部材 と の相対的 な対 向運動 に よ り 形成 さ れ る 開口 し た経糸 間 に緯糸 を挿入す る た め の緯糸挿入手段を有 し 、 こ の緯糸挿入手段に よ り 挿入 さ れた緯糸 を織成部へ打込むた め の箴が織幅方向 に設け ら れて お り 、 こ の读に は長手方向 に沿 っ て多数の ブ レ ー ドが 植設 さ れて な る 織機で あ る 。
[0005] [背景技術 ] 上記の織機は、 紗、 鋁、 羅等の縯 り 織物の織成に用 い ら れ、 例 え ば、 実開昭 5 4 - 1 5 8 0 7 0 号に よ り 公知で あ る 。 こ の 公知 の織機を用 い れば、 地経糸 と は別の経糸 を蛇行 さ せて 揷入す る こ と が可能であ り 、 こ れに よ り 、 つづれ織物やか ら み織物等の変化の あ る枏を形成す る こ と が可能で あ る 。 こ の 目 的の ために、 こ の織機におい て は、 経糸を開 口 す る 手段 と し て通常のへル ドを用 い-ずに、 つづれ経糸又 はか ら み経糸を案内す る孔を先端に有す る ニ ー ドルすな わ ち 導糸 片を使用 し ている。 この よ う な導糸片の多数が織幅方向 に 延び る ニ ー ドルバーすなわ ち経糸案内部材に取付け ら れて い る 。 こ の経糸案内部材は、 地経糸の上方を織幅方向 に往 復移動 し、 各導糸片が降接す る各 2 本の地経糸の 間 に進入 し て下降 し、 地経糸 とつづれ経糸又はか ら み経糸 と を開 口 さ せ る 。
[0006] 前記の織機においては、 少な ぐ と も 1 つ の経糸案内部材 ,が織幅方 に移動す る必要があ る 。 緯糸を織成端へ打込む た め の簇の ブ レ ー ドは、 案内—部材が織幅方向 に移動す る 際 に は、 こ の案内部材が案内す る 一群の経糸列か ら 離脱 し な ければな ら ず、 案内部材の織幅方向の移動が終了 し た あ と で、 簇の ブ レ ー ドは再び経糸列 に進入す る 必要があ る 。
[0007] こ の場合に、 経糸が高密度に並んでい る と き は、 (1 ) 糸 の テ ン シ ョ ン は一般的 に弱い こ と 、 (2 ) 機械の振動 に伴な い経糸が振動する こ と 、 及び、 (3 ) 経糸の毛羽同士がか ら む こ と に起因 し て、 隣接する経糸同士の 間隔が所定間隔 よ り も 狭 く な る こ と があ り 、 場合に よ っ ては、 経糸同士がか ら みつ く こ と があ る 。 し たが っ て、 こ の よ う な経糸の 間 に 箴の プ レ ー ドを正 し く 進入 さ せ る こ と は、 非常に困難で あ る 。 すなわ ち 、 し ば し ば、 菝の ブ レ ー ドは、 それが本来進 入すべ き 脾接する 2 本の経糸の 間の空間で は な く 、 こ の空 間の 隣 り の空間に誤 っ て進入す る 。 織成中 に菝の ブ レ ー ド が こ の よ う な間違 っ た進入経路を と る と 、 所望 の 組織 ど お り に織 る こ とがで き な い。 更に詳細 に云え ば、 本来 ブ レ ー ド に よ り 分離さ れ る べ き 隣接す る 2 本の経糸が、 分離 さ れ ずに密接 し た ま ま 織込 ま れ る こ と に な り 、 織地の幅方向 に 経糸の粗密がで き て、 織地に経方向の筋が現出す る 。 こ の よ う な織成上の誤 り を防止す る た め に は、 経糸 の密度を相 当 に粗 く し な ければな ら な い。 し たが っ て、 衣料用 の 高密 度の織布を得 る こ と は不可能 と な る 。
[0008] 特に、 互い に相対的 な対向運動をす る こ と に よ り 経糸 の 開 口 を形成す る 処の 2 組の案内部材の少な く と も 一方が複 数の案内部材か ら な る 場合 に は、 上の欠点が さ ら に大 き い。 こ の場合に は、 経糸案内部材が少な く と も 3 つ存在す る こ と に な り 、 そ の全てが地経糸 を案内す る と き は 、 高密度の 基布が得 ら れ、 又、 そ の少な く と も 1 つ に よ り 柄経糸 を案 内す る と き に は、 高密度で あ り 及び /又 は柄変化の あ る 織 地が得 ら れ る 。 こ の場合、 箴に配 さ れた ブ レ ー ドの各 々 力 1 つ の経糸案内部材 に よ り 案内 さ れ る 経糸 の 隣接す る 各 2 本の 間 に進入す る と き に、 こ れ ら の轻糸が力、 ら ん で い る と 、 こ.れ ら の経糸を分離で き な い だ けで は な く 、 こ の よ う に 力、 ら ん だ経糸 に よ り ブ レ ー ド の先端が織幅方向 に 曲 げ ら れ る 可能性が高 く 、 こ の よ う に 曲 げ ら れ た ブ レ ー ド は 、 前記案 内部材の背後に位置す る 次の案内部材 に よ り 案内 さ れ る 経 糸の 隣接す る 各 2 本の 間 に正 し く 進入せず、 両経糸 の外側 を通過 し て、 両者を分離する こ と がで き な い。 こ の よ う に して、 ^のブレ ー ドに よ る糸分けの ミ ス は倍加す る 。
[0009] φ村晴一著 「羅力織機」 ( 1 9 74年 2月 1 0日 、 米沢新聞社 発行〉 と、 - こ の書物の著者が発明者で あ る 日 本特開昭 5 S - 1 5 42 6 8 と によ り 公知であ る織機は、 攆形を し て先端に経糸 案內用の孔を有す る ヘル ドすなわ ち導糸片を上下 2 列に対 向 させて並べ、 こ れ ら 2 列の導糸片を、 導糸片 の基部側を 中心と し て棺対回転させて経糸の開 口 を形成す る よ う に な す と共に、 各列の導糸片を織幅方向 に も移動で き る よ う に し た も のであ る 。 この織機の場合 も 、 2 つの经糸案内部材 のみが与え ら れてい る にすぎな い の で、 複雑な組織の織物 は製造で きず、 ま た、 隊接す る 轻糸 を確実に分離す る 手段 を備えてい ない。 , ま た、 B本特公昭 5 0 - 7 1 7 7 に よ り 公知の織機は、 従来の 通常のへル ドを有 し 、 経糸の一部を镎方向 に移動可能にす る ガイ ドを有す る と共に轾糸の上下動の選択を ジ ャ カ ー ド 手段に よ り 行な い、 云わゆ る 「貘 り ジ ャ カ ー ド織」 を織 る も のであ る 。 こ の織機の場合 も 、 2 群の経糸の みを配す る こ とがで き る だけであ り 、 ま た、 隣接する 経糸を確実に分 離する手段を備えて いない。
[0010] こ の発明 の課題 は、 [技術分野 ] の項にお い て記載の織 機であ っ て、 少な く と も 3 群の経糸 を織込む こ と が可能で あ り 、 且つ、 箴の ブ レ ー ドによ り 糸分けを確実に な し得、 も っ て、 高密度であ り 及び Z又は変化のあ る 抦を有す る 織 地を正確に織成 し得 る織機を提供す る と こ ろ に あ る 。 [発明の開示 ]
[0011] - 前記の課題 は、 「技術分野」 の項 に記載の織機に お い て 次の 構成を採用す る こ と に よ り 解決 さ れ る 。
[0012] すな わ ち 、 前記他の案内部材が複数設け ら れ、 そ の少な く と も一つが織幅方向 に変位可能で あ り 、 前記の鼓 に取 り 付 け た各 ブ レ ー ドが、 前記の案内部材 に取 り 付 け ら れ た導 糸片 の 隣接す る 各 2 つ に よ り 形成 さ れ る 間隔 に対 し 進入す る よ う に設け ら れ、 進入後、 前記の各 ブ レ ー ドが経糸 に沿 つ て移動 し なが ら 緯糸を織成端 に打込む よ う に 構成 さ れ る こ の発明に お い て は、 少な く と も 3 つ の経糸群が織地 に 配 さ れ る こ と に な り 、 高密度で あ り 及 びン又は変化の あ る 柄を有す る 織地を形成す る こ と が可能に な る 。 し か も 、 そ の場合に、 葳の ブ レ ー ドが、 経糸案内部材の 隣接す る 導糸 片 の 間を通過す る 。 こ の導糸片 の 間 に お い て は、 経糸が高 密度に案内 さ れて い る 場合で も 、 ブ レ ー ド挿入経路 に お い て、 隣接す る 経糸同士の 間隔が狭 く な つ た り か ら みつ い て い る こ と は な く 、 し たが っ て ブ レ ー ド の揷入を正確 に行な い得て、 織成上の誤 り を防止す る こ と がで き る 。
[0013] こ の発明 にお い て は、 上記の よ う に、 経糸案内 部材 の 隣 接す る 導糸片の 間 に逮の ブ レ ー ドが進入す る こ と が そ の 本 質で あ る が、 箴の ブ レ ー ド は導糸片の長 さ の範囲及び長 さ の端の近傍に進入 し な ければな ら な い。 すな わ ち 、 後述の ガイ ドバー状の経糸案内部材の導糸片の場合 に は 、 導糸片 の上端か ら下靖の 間、 又 は下端の下方にお い て下端近傍の 範囲において、 逢の ブ レ ー ドが進入す る 必要があ り 、 同 じ く 後述の ほぼ水平方向 に延び る ヘル ドの場合に は、 笾の ブ レ ー ドは、 ヘ ル ド の上下方向の幅の範囲、 又は、 ヘル ドの 下緣の下方に お い てそ の近傍の範囲 に進入す る 必要があ る 。
[0014] こ の発明の第 1 の実施態様におい ては、 2 群の経糸案内 部材の双方と も経編機の ガイ ドバー に類似 し てお り 、 前記 の導糸片 はガイ ドバ ー に配設 し た穴付 き ガイ ド と し て与え ら れてお り 、 2 群の案内部材の穴付 き ガイ ドの交差 と 離反 に よ り 経糸の開 口が形成 される 。
[0015] こ の発明の第 2 の実施態様にお い ては、 2 群の经糸案内 部材の一方は経編機の ガイ ドバー に類似 し 、 こ れ に導糸片 であ る 穴付 き ガイ ドが記設さ れ、 他方は穴付 き へル ドを有 す る ヘル ドバー状の案内部材で あ る 。
[0016] 前記の第。 2 の実施例の好ま し い変更例 におい て は、 ヘル ドバーが織幅方向 に変位可能に記 さ れて い る ので、 さ ら に 多様な組織の織地を製造で き る。
[0017] こ の発明 の第 3 の実施態様に おい て は、 ガイ ドバ ー状の 経糸案内部材の少な く と も 1 つ は、 そ の導糸片が織幅方向 に個別的 に変位が可能で あ り 、 多様な柄変化の織地を得 る こ と がで き る 。
[0018] こ の発明の第 4 の実施態様におい ては、 ヘ ル ドバー状の 経糸案内部材が設け ら れ、 レ ピア装置が こ の案内部材に よ り 保持さ れて い る 。 し たが っ て、 レ ビア装置を保持す る た め の格別の手段を要 し な い。 こ の発明の有利な実施態様に お い て は、 経糸 に よ り 形成 さ れ る 開い た隙間 に は、 緯糸を並進 ざせて全幅同時 に挿入 し 、 閉 じ た隙間 に は、 緯糸を織幅方向 の一端か ら 他端へ揷 入す る 。 こ の場合、 前者の挿入の た め の手段 と し て は、 レ ピア装置、 シ ャ ツ ト ル装置、 ウ ォ ー タ ジ ェ ッ ト 装置等を利 用可能であ り 、 又、 後者の た め の手段 と し て は、 マ ガ ジ ン 鎿糸揷入装置を利用す る こ と がで き る 。 柄 に よ っ て は、 開 い た隙間に は、 必ず し も 镎糸 の挿入 は必要で な い。
[0019] こ の発明の铳の 複雑な動 き を許容す る た め に 、 原動機 と カ ム軸 と の 間 に、 一対の楕円歯車を介在 さ せ て、 笾の変位 量の変化が大 き い個所で箴カ ム の 回転角速度を増加 さ せ、 こ れ に よ り 、 箴カ ム の形状を ゆ る やか な も の と し 、 笾カ ム の 回転 に支障がな い よ う に し て い る 。
[0020] [図面の簡単な 説明 ] 第 1 図〜第 1 5 図 は、 こ の発明 の第 1 の実施例 の織機に 関す る も ので あ る 。 こ の場合、 織機は、 経編機の ガ イ ドバ 一 に類似 の経糸案内部材を有 し て い る 。
[0021] 第 1 図 は、 こ の織機の要部を示す側面図で あ る 。
[0022] 第 2 図 〜第 5 図 は、 第 1 図の織機の織成領域を織成過程 に従 っ て順次示す側面図で あ り 、 こ の う ち 、
[0023] 第 2 図 は、 2 組の経糸案内部材が最 も 離反 し た状態を、 第 3 図 は、 2 組の経糸案内部材が接近 し た状態を、 第 4 図 は、 2 組の経糸案内部材が最 も 深 く 交差 し た状態 を、 .
[0024] 第 5 図 は、 2組の経糸案内部材が雜反を開始 し て い る が、 そ の先端同士がな お交差 し て い る 状態を、 それぞれ示 し て い る 。
[0025] な お、 簡単の た め、 レ ビア装置の一部は第 1 図 と 第 2 図 にの み示 されてい る 。
[0026] 第 6 図は、 経糸案内部材を織幅方向 に駆動す る 機構を示 す概略図であ る。
[0027] 第 7 図は、 第 3 図におい て读が実線の位置 にあ る状態を 図の右側下方か ら 見た場合の、 経糸案内部材の導糸片 と箴 の ブ レ ー ド と の位置関係を示す斜視図で あ り 、 経糸 は簡単 の た め に省略 し て い る 。
[0028] 第 8 図 は、 第 3 図 にお い て逮が実線の位置 に あ る 状態を 図の右側か ら 見た場合の、 経糸案内部材の導糸片 と 、 葳の ブ レ ー ド と 、 経糸 との位置関係を示す線図であ る 。
[0029] 第 9 図 は、 第 3 図 にお いて簇が一点鎮線の位置 に あ る 状 態を図の右側か ら 見た場合の、 前図 と 同様の線図であ る 。
[0030] 第 1 0 図〜第 1 2 図 は、 それぞれ、 第 1 の実施例 の織機 に よ り 織成 し た織地の例の組織図であ り 、 こ の う ち 、
[0031] 第 1 0 図は、 浮柄を、
[0032] 第 1 1 図は、 沈抦を、
[0033] 第 1 2 図 は、 浮抦と 沈柄を併用 し た柄を、 それぞれ、 示 し て い る 。
[0034] 第 1 3 図〜第 1 5 図 は、 比铰に よ り 第 1 の実施例の織機 の利点を説明す る た め の も のであ っ て、 こ の う ち 、 第 1 3 図 は、 第 1 の実施例の織機 と 類似 の構造の織機で あ っ て、 1箴の運動軌跡が異な る 織機を示す第 3 図 と 類似 し た図で あ り 、
[0035] 第 1 4 図 は、 第 1 3 図に お い て箴が実線の 位置 に あ る 状 態を 図の右側か ら 見た場合の 、 経糸案内部材の導糸片 と 、 笾の ブ レ ー ド と 、 経糸 と の位置関係を示す、 第 8 図 に類似 の線図で あ り 、
[0036] 第 1 5 図 は、 第 1 3 図 に お い て逮が一点鏆線の 位置 に あ る 状態を図の右側か ら 見た場合の 、 第 9 図 と 類似 の線図で あ <3 。
[0037] 6 図〜第 2 7 図 は、 こ の発明 の第 2 の実施例 に 関す る も の で あ る 。 こ の場合、 織機は、 経編機の ガイ ドバ ー に 類似の経糸案内部材 と 、 ヘル ドバ ー状の経糸案内部材 と を 併有 し て い る 。
[0038] 第 1 6 図 は、 こ の織機の要部を示す第 1 図 と 類似の側面 図で あ る o
[0039] 第 1 7 図〜第 2 1 図 は、 第 1 6 図の織機の織成領域を織 成過程 に 従 っ て順次示す側面図で あ り 、 こ の う ち 、
[0040] 第 1 7 図 は、 2 組の経糸案内部材が最 も 離反 し た状態を 第 1 8 図 は、 2 組の経糸案内部材が接近 し た状態を 、 9 図 は、 2 組の経糸案内部材が交差 し た状態を 、 第 2 0 図 は、 2 組の経糸案内部材が最 も 深 く 交差 し た状 態を、
[0041] 第 2 1 図 は、 2 組の経糸案内部材が離反を開始 し て い る が、 1 組の経糸案内部材の 1 つが、 なお、 他の経糸案内部 材と交差'し て い る 状態を、 それぞれ、 示 し てい る 。
[0042] 第 2 2 図は、 第 1 ら図〜第 2 1 図 に お い て右側か ら 見た 場合の 、 2 組の経糸案内部材の導糸片が交差 し、 隣接す る 各 2 つ の導糸片 に よ り 形成 される 各間隔 に箴の各 ブ レ ー ド が進入 し た状態を示す第 7 図 に類似の斜視図で あ る 。
[0043] 第 2 3 図 は、 こ の第 2 の実施例の織機に よ り 織成 さ れ る 織地の一例を示す組織図であ る 。
[0044] 第 2 4 図 は、 第 2 3 図の一点鑌線の 円形で囲 ま れた部分 の拡大図であ り 、 種々 の糸の上下関係を示すた め に一部を 欠截 し て い る 。
[0045] 第 2 5 図 は、 織幅方向 に移行 し て配さ れる 種々 の経糸 を 示す概略図であ る 。
[0046] 第 2 6 図 は、 第 2 の実施例 織機によ り 織成 き れる 織地 の他の例を示す織組織図、 すなわ ち織成時に おけ る 糸の動 き を示す組織図であ る。
[0047] 第 2 7 図 は、 第 2 6 図 に示す織地の実体組織図、 すな わ ち織成完了後に お け る糸 の配 さ れ方を示す組織図で あ る。
[0048] 第 2 8 図 は、 第 2 の実施例 の変更例 (不図示) の織機に よ り 織成 さ れた織地の実体組織図であ る 。 第 2 9 図 は、 前記の第 2 の実施例 の変更例の織機の織成 領域を示す側面図であ る 。
[0049] 第 3 0 図 は、 第 2 9 図にお け るヘル ドバー状の経糸案内 部材の概略平面図であ る 。 第 3 1 図〜第 3 5 図 は、 こ の発明の第 3 の実施例 に 関す る も ので あ り 、 こ の場合、 経糸案内部材の少な く と も 1 つ は、 そ の導糸片 の 個別的 な動 き が可能で あ る 。
[0050] 第 3 1 図 は、 こ の第 3 の実施例 の織機の織成領域の側面 図で あ る 。
[0051] 第 3 2 は、 第 3 1 図の織機の変更例を示す織成要部の側 面図で あ る 。
[0052] 第 3 3 図 は、 第 3 1 図の さ ら に他の変更例 を示す織成要 部の側面図で あ る 。
[0053] 第 3 4 図 は、 第 3 1 図の織機に よ り 織成 さ れ る 織地の織 組織図で あ る 。
[0054] 第 3 5 図 は、 第 3 4 図 の織地の実体組織図で あ る 。 第 3 6 図〜第 3 8 図 は、 こ の発明 の第 4 の実施例の織機 を示 し て お り 、 こ の場合 に は、 ヘ ル ド状の経糸案内部材 に は レ ピ ア装置が設 け ら れて い る 。
[0055] 第 3 6 図 は、 こ の織機の織成領域の側断面図で あ る 。 第 3 7 図 は 、 レ ビ ア ヘ ッ ドの走行状態を示す概略正面図
[0056] 'C co る 。
[0057] 第 3 8 図 は、 レ ビ ア 装置が後退 し た状態を示す織成領域 の側断面図で あ る 。 第 3 9 図 は、 レ ビ ア装置を備え た前記の第 4 の 実施例 の 変更例 を示す織成領域の側断面図で あ る 。 第 4 0 図〜第 4 4 図 は、 こ の発明の織機に用 い ら れ る 箴 カ ム装置1に関す る も のであ る 。
[0058] 第 4 0 図 は、 こ の菝カ ム装置の一例を示す概略横断面図 あ る
[0059] 第 4 1 図は、 第 4 0 図の L 一 L 線断面図であ る 。
[0060] 第 4 2 図 [ I ] は、 葳の昇降運動 と 上下運動の いずれか
[0061] —方を制御す る 、 従来の カ ム理論 に基づい て製作さ れた箴 カ ム の概略平面図であ る 。
[0062] 第 4 2 図 [ 辽 ] は、 第 4 2 図 [ I ] と 同 じ運動を制御す る 、 本発明 によ る 读カ ム の概略平面図で あ る 。
[0063] 第 4 3 図 [ I 1 は、 簇の昇降運動 と 上下運動 と の う ち で 第 4 2 図 に示す も の以外の も の を制御す る 、 従来の カ ム理 論に基づい て製作さ れた菝カ ム の概略平面図で あ る。
[0064] 第 4 3 図 [ Π ] は、 第 4 3 図 [ I ] と 同 じ運動を制御す る 、 本発明 に よ る 读カ ム の概略平面図であ る 。
[0065] 第 4 4 図 は、 従来の カ ム理論 に基づい て製作 さ れた篾カ ム の欠点を示すた め の要部拡大平面図であ る 。
[0066] [発明 を実施す る た め の最良の形態] 第 1 図〜第 9 図 は こ の発明 の第 1 の実施例の織機を示す。 図 に お い て、 1 0は経糸案内部材の群であ っ て、 C 字形のハ ン ガー 2 2に よ り 斜め下向 き に支持さ れた 3 つ の経糸案内部 材 1 2 , 14 , 1 8よ り な つ てい る 。 各経糸案内部材は経編機の ガ ィ ドバ ー に類似 し た形状で あ っ て、 紙面に垂直な方向、 す な わ ち 、 織地 A の織幅方向 に長尺状 に 延びて お り 、 そ の 下 端に は、 'ブ ロ ッ ク 18を介 し て、 先端 に経糸案内用 の孔を有 す る 多数の導糸片 20が設け ら れて い る 。 不図示の経糸 ビー ム か ら 送 り 出 さ れた 3 つ の経糸群 a , b , c が こ れ ら の経 糸案内部材 12 , 14, 16に よ り 案内 さ れて い る 。 す な わ ち 、 経 糸群 a は 図 に お い て左側の経糸案内部材 12の、 経糸群 b は 中央の経糸案内部材 14の 、 ま た 、 経糸群 c は右側の経糸案 内部材 16の 、 それぞれ導糸片 20の孔 21を通過 し て 、 そ の 下 方に あ る 織成端 B に案内 さ れて い る 。 な お、 こ の 明細書で は、 織成 さ れて織地 A と し て完成 し た部分の上端部、 す な わ ち 織地 A と 単な る 糸の部分 と の境界部を織成端 B と 称す る 0
[0067] 30は他の経糸案内部材で あ つ て、 前記の C 字形の ハ ン ガ 一 22と 対向す る他の C 字形の ハ ン ガー 23に よ り 支持 さ れて、 経糸案内部材 i 2 , 14 , 16に対 し て、 下方 ほ ど接近 し た V 字状 を な す よ う に、 斜め下向 き に保持 さ れて い る 。 こ の経糸案 内部材 30は前記の経糸案内部材 12 , 14, 16と 同様 に 、 織地 A の織幅方向 に延びてお り 、 そ の先端 に は、 ブ ロ ッ ク 32を介 し て、 多数の ニ ー ド ル状の導糸片 34が設け ら れて い る 。 不 図示の経糸 ビー ム か ら 送 り 出 さ れた 1 つ の経糸群 d が、 導 糸片 34の孔を通過 し て、 織成端 B に案内 さ れて い る 。
[0068] 経糸案内部材 12 , 14.16と 経糸案內部材 30と は、 相対向す る 方向 に往復運動す る が、 そ れ は次の よ う に行な わ れ る 。
[0069] 第 1 図 に示す カ ム W 45に取付 け ら れ た カ ム 46の背後 に は 、 他の カ ム 46 ' が同軸 に設け ら れて い る (第 4 0 図参照) 。 図示 し な いが、 こ の カ ム 46 ' に は、 第 1 図 に示す カ ム 口 一 ラ 47, 47 を備えたカ ム レバー 44と 同様の カ ム レバー で あ つ て カ ム レバー 44の背後に位置す る も のが作用 し て、 カ ム 46' の カ ム面の変位を コ ネ ク テ ィ ン グロ ッ ド 28に伝え る 。 こ の コ ネ ク テ ィ ン グロ ッ ド 28の上下運動 に よ り 、 レ ノ 一 26 を介 し て、 ハ ンガー 23が シ ャ フ ト 24 ' を中心 と し て揺動す る 。 ハ ン ガー 22の シ ャ フ ト 24は、 不図示の歯車等の伝動手 段を介 し て シ ャ フ ト 24' と連動 し てお り 、 こ れに よ り 、 ハ ン ガ一 22も シ ャ フ ト 24を中心 と して揺動す る 。 以上の運動 に よ り 、 導糸片 2 Qと導糸片 34の下端は相対向す る ほぼ水平 な 直線往復運動 (よ り 正確に は、 シ ャ フ ト 2 24' を 中心 と す る 曲率半径の大き な 円弧運動) をす る 。
[0070] こ の こ と によ り 、 導糸片 20.34 は V字状の離れた位置 (第 2 図、 第 3 図) と X字状に交差 し た位置 (第 4 図、 第 5 図) と の双方をと る 。
[0071] な お、 経糸案内部材 30の導糸片 34は、 経糸案内部材 12, 14, 16の紙面と平行な平面内 に位置す る 3 つ の導糸片 20, 20, 20と 完全に交差す る よ う に、 導糸片 2 Qに比 し て長 く 形 成 さ れてい る 。
[0072] 経糸案内部材 12 , 14, 16 , 30 の一又は複数は、 必要に応 じ て紙面に垂直な方向すな わ ち織幅方向に往復移動す る よ う に配す る こ と がで き る 。 そ の手段 と し て、 経編の分野で一 般に用 い ら れ る パ タ ー ン チ ェ ン やノ、。 タ ー ン ホ イ ー ルを使用 す る こ と がで き る 。
[0073] パ タ ー ン チ ェ ン を用 い る 場合を第 6 図 に略示す る 。 こ の 場合は、 経糸案内部材 12が織幅方向 に移動 さ せ ら れ る も の と す る 。 1パ タ ー ン チ ェ ン リ ン ク ス 90は、 高 さ の異 な る 種 々 の チ ヱ ン リ ン ク 92を無端状に連結 し た も の で あ り 、 一連の 。 タ ー ン チ ヱ ン リ ン ク ス 90の高低の あ る 表面が カ ム 面 93を 形成す る 。 こ の チ ュ ン リ ン ク ス 90は、 経糸案内部材の 長手 方向 の一端部に位置す る チ ュ ン ド ラ ム 91に配 さ れ る 。 経糸 案内部材 12 (他の経糸案内部材 14, 16 , 30も 同様で あ る が ) は、 上部体 86の下 に下部体 88が吊設 さ れて な り 、 上部体 88 がハ ン ガー 22 , 23 に よ り 搢動 自 在に保持 さ れて い る 。 下部 体 88は、 ス プ リ ン グ 94等の手段を介 し て図 に お い て右方向 に付勢 さ れ、 こ れ に よ り 、 経糸案内部材 12の端部が伝動部 材 96と 口 ッ ド 98と を介 し て 。 タ ー ン チ ヱ ン 90の カ ム 面 93に 圧接 さ れ る 。 こ の状態で チ ェ ン 90を循環 さ せ る と 、 経糸案' 内部材 12は、 チ ヱ ン 90の高低の あ る カ ム面 93に よ り 、 長手 方向 に往復運動 さ せ ら れ る 。 こ の場合、 経糸案 内部材の変 位量 は、 カ ム の高低差に よ り 決 る 。
[0074] 図示 を省略す る が、 パ タ ー ン ホ イ ー ル は 、 円板の周縁 に 直径方向 の 凹凸を設け て カ ム と な し た も の で、 そ の 働 き は パ タ ー ン チ ェ ン と 同 じ で あ る 。 ま た 、 パ タ ー ン チ ェ ン ゃパ タ ー ン ホ イ ー ル等の機械的 な 手段に代え て、 電磁的手段 に よ り 、 経糸案内部材の運動を制御す る こ と も で き る 。
[0075] 35は レ ビ ア装置の一部で あ り 、 簡単の た め に第 1 図 と 第 2 図 に の み示 し て い る 。 こ の レ ビ ア装置は、 C 字状の レ バ 一 38に よ り 支持 さ れ、 こ の レバ ー 38は、 位置固定の シ ャ フ 卜 40に よ り 回転 自 在 に支持 さ れて い る 。 レ バー 38の 湾曲部 の 中央の個所は、 コ ネ ク テ ィ ン グロ ッ ド 4 2を介 し て、 カ ム レバー 44に接铳さ れ、 シ ャ フ ト 4 5を中心 と し て回転す る 力 ム 48と連動 し て い る 。 4ァ, 47 'は一対の カ ム ロ ー ラ であ っ て、 カ ム 46の 内外の周面に当接 して転動 し、 カ ム従動子の役割 を してい る 。 カ ム 4 6の回転によ り 、 ロ ッ ド 42は カ ム ロ ー ラ 47を介 し て上下動 し、 こ れに よ り 、 レ ノ 一 3 8は シ ャ フ ト 40 を中心 と し て揺動運動を行な う 。 レ ビ ア装置 の さ ら に詳細 は第 3 6 図〜第 3 8 図の第 4 の実施例を参照 さ れた い。
[0076] 48は箴であ っ て、 プ ロ ッ ク 5 0に葳羽すなわ ち ブ レ ー ド 5 2 を取 り 付けてな る 。 簇 48は、 簇打ち バ ー 5 3を介 し て、 ク ラ ン ク レバ 一 5 4に よ り 支持さ れて い る 。 ク ラ ン ク レ バ ー 5 4の 基端は、 V字形ア ー ム 6 0と コ ネ ク テ ィ ン グ 口 ッ ド 6 2と を介 し て、 力 ム レノく ー 5 8と 接読 さ れて い る 。 ま た、 ク ラ ン ク レ バー 5 4の 中間部は、 コ ネ ク テ ; ン グロ ッ ド 5 6を *介 し てカ ム レバ ー 5 8の背後に位置す る 同様の カ ム レバ ー (不図示) に 接続 さ れて い る 。
[0077] 以上の構造にお い て、 各部材の接続点はすべて回転自 在 であ る 。 カ ム レバ ー 5 8は、 シ ャ フ ト S 4を中心 と し て回転す る カ ム 6 6と 連動 し て い る 。 8 7 , 8 7 'は、 カ ム ロ ー ラ 47 , 47 'と 同様の カ ム ロ ー ラ であ る 。 カ ム 6 6の 回転に よ り 、 ロ ッ ド 6 2 が上下動 し 、 V字形の ア ー ム 8 0が位置固定の シ ャ フ ト 7 0を 中心 と し て揺動 し、 こ の揺動によ り 、 支点 ピ ン 6 8を介 し て、 水平方向 の揺動成分が ク ラ ン グ レ バ ー 5 4に伝え ら れ る 。 ま た、 カ ム 6 6の背後に あ る カ ム 8 6 ' (第 40図参照) の 回転に よ り 、 前記の不図示の カ ム レバ ーが回転 し て、 ロ ッ ド 5 8 ^ 上下動 さ せ、 ク ラ ン ク レバ ー 54が支点 ピ ン 68を 中心 と し て 上下方向 こ摇動す る 。 そ の結果、 ク ラ ン ク レ バ ー 54の先端 に 配 さ れ た鼓 48は、 水平方向 と 上下方向 の 2 種の揺動運動 の 複合 と し て、 図の左上 と 右下 と の 間 に お い て矢線 C の よ う な 円弧状の循環運動を行な い、 こ の よ う な運動 に よ り 、 筑 48は織成端 B に対 し て進入後退を行な う 。
[0078] 前記の経糸案内部材 12 , 14, 18と 30と は導糸片 20 , 34 を 同 — ピ ッ チ で有 し てお り 、 こ れ ら の 導糸片 20と 34は経糸案 内 部材 12 , 14 , 16と 3 Qと が交差 し た と き に、 互い に喻合 う よ う に配 さ れて い る 。 そ し て、 笾 48の ブ レ ー ド 52は、 導糸片 20 , 34 に比 し て 1 / 2 の ピ ッ チ 間隔で植設 さ れて お り 、 箴 48の 各 ブ レ ー ド 52は 隣接す る 各 2 枚の導糸片 20と 34と の 間 に進 入す る 。 こ の点は、 第 7 図〜第 9 図 に関 し て、 後述す る 。
[0079] 81 , 81 は 、 織成端 B の下方近傍 に 位置 し 織地 A を下方 に 引 下げ る ガイ ド ロ 一.ラ であ っ て、 織地 A の織幅方向 の 全幅 に わ た つ て延 びて い る 。 84は織地 A を さ ら に下方に 案 内 す る ガ イ ド ロ ー ラ で あ る 。
[0080] 次 に 、 第 2 図 〜第 5 図を用 い て、 上記の装置 の 作動過程 を説明す る 。 な お、 各図 に お い て、 経糸案内部材 の 群 10、 経糸案内部材 30、 葳 48の そ れぞれ近傍 に付 さ れ た矢線 は、 こ れ ら 各部材が当該図が示す工程 と 次の工程 と の 間 に お い て運動す る 方向 を示 し て い る 。
[0081] 第 2 図 に お い て は、 案内部材の群 1 Qと 案内部材 30と は互 い に離反 し た 位置 に あ り 、 両者 に よ り 案内 さ れ る 経糸 a , b , c と d と が開 い た隙間 y を形成 し て お り 、 こ の 隙間 y に緯糸 Γが周知の マ ガジ ン緯糸揷入装置、 レ ビ ア装置、 ゥ ォ ー タ ジ ヱ ッ ト 装置等に よ り 揷入 さ れる 。 こ の と き 、 箴 4 8 は図に お い て左方に後退 し て い る 。
[0082] 次に、 第 3 図 に示すよ う に、 経糸案内部材の群 1 0と 経糸 案内部材 3 0と が互い に接近す る 方向 に移動 し て、 それぞれ の導糸片 2 0 , 3 4 の 間隔が狭ま り 、 緯糸 f 'は経糸 a , b , c と経糸 d と の間 に挾み こ ま れる 。 こ の と き 、 箴 4 8は前進 し て、 そ の ブ レ ー ド 5 2は、 隣接す る 導糸片 2 0 , 3 4 の下端の 位 置 におい て、 こ れ ら 導糸片の間 に進入す る 。 こ の.後、 箴 4 8 は、 そ の ま ま 円弧運動を し て、 一点鑌線で示す位置 ま で下 降 し、 緯糸 f 'を織成端すなわ ち織成 さ れた生地 A の上端 B ま で打込む。
[0083] 第 3 図 に示す工程に お け る 導糸片 2 0、 導糸片 3 4、 菝の ブ レ ー ド 5 2の力、み合い状態を第 7 図〜第 9 図 に示す。
[0084] 導糸片 2 0 , 3 4 の下端に お い ては、 各経糸 a 〜 d は完全に 分離さ れてお り 、 箴 4 8の ブ レ ー ド 5 2は、 第 3 図 に示す よ う に、 こ の個所 に お い て導糸片の 間に進入す る の で、 確実に 隣接す る 経糸の 間 に進入す る (第 3 図 に お い て葳 4 8の実線 で示す位置を参照) 。 こ の状態を第 3 図の右側下方か ら 見 た状態が第 7 図に示 さ れ、 又、 第 3 図の右側か ら 見た状態 を線図 と し て第 8 図 に示 し てい る 。 次に、 簇 48の各 ブ レ ー ド 5 2は、 隣接す る 経糸の 間を その ま ま 下降す る の で、 第 9 図 に示す よ う に、 隣接す る 糸 の か ら み を排除 し て両糸 を確 実に左右に分離す る-こ と がで き る 。
[0085] 上のパ ラ グラ フ に述べた糸分け過程につ い て、 次に さ ら に詳細に述べ る 。
[0086] 第 7 図に お い て は、 経糸案内部材 12, 14, 16の各 々 の 、 図 に お い て左端に 位置す る 導糸片を 、 そ の右隣の導糸片 を 202 、 さ ら に 、 そ の右隣の導糸片 を 203 に て示す。 経糸 案内部材 12, 14, 16の各 々 の左端の 3 つ の導糸片 21^ , 20χ 20, は、 一直線上 に並び、 同様に 、 そ の 右隣の 3 つ の導糸 片 202 , 20。 , 202 、 及び、 さ ら に そ の右隣の 3 つ の導糸 片 203 , 203 , 203 も 、 そ れぞれ、 一直線上に並列 し て い る 。 そ し て、 他の経糸案内部材 30に取付 け ら れた左端の導 糸片 34t は、 経糸案内部材 12.14.16の左端の導糸片 2^ と 右隣の導糸片 202 の 間 に位置 し てお り 、 経糸案内部材 30の 右隣の導糸片 342 は、 経糸案内部材 14, 16の 2 つ の 隣 り 合 う 導糸片 202 , 203 の 間 に 、 ま た、 経糸案内部材 30の さ ら に右隣の導糸片 343 は、 経糸案内部材 12, 14, 16の導糸片 203 と 20^ と の 間 に 位置 し て い る 。 そ し て、 箴 48の各 ブ レ ― ド 52は、 経糸案内部材 12, 14, 16の導糸片 20と 、 こ れ と 隣 接す る 経糸案内部材 の導糸片 34と に よ り 形成 さ れ る 各 間 隔 に対 し て揷入 さ れて い る 。 す な わ ち 、 経糸案内部材 12, 1 4, 16の導糸片 21^ と 経糸案内部材 30の導糸片 と の 間 に は、 筑 48の ブ レ ー ド 52 t が、 ま た 、 経糸案内部材 30の 導糸 片 3^ と 経糸案内部材 12, 14, 16の導糸片 202 と の 間 に は、 ブ レ ー ド 52^が、 経糸案内部材 12, 14, 16の導糸片 202 と 経糸案内部材 30の導糸片 342 と の 間 に は、 ブ レ ー ド 522 が, 経糸案内部材 30の 導糸片 342 と 経糸案内部材 12, 14, 16の 導 糸片 203 と の 間 に は、 ブ レ ー ド 52。 'が、 さ ら に、 経糸案内 部材 12 , 16の導糸片 203 と経糸案内部材 30の導糸片 343 と の間に は、 ブ レ ー ド 523 が、 それぞれ位置 し て い る 。
[0087] こ の よ う な配設に よ り 、 経糸案内部材 12 , 14 , 16の導糸片 20に よ り 案内 さ れ る経糸 a , b , c と 、 こ れに 瞬接す る 経 糸案内部材 30の導糸片 34に よ り 案内 さ れ る 経糸 d と の 間 に は、 必ず 1 つ の箴 48の ブ レ ー ドが存在す る こ と に な る 。
[0088] 第 8 図 は、 第 7 図の状態を図の右側か ら 見た線図で あ る こ の 図 にお い て、 葳 48の 隣接す る 各 ブ レ ー ド 52丄 , 52 L . , 522 , 522. , 52 ο は、 説明 の便の ため に、 交互に 、 長方形 と 楕円形 と に よ り 示 さ れて い る 。 ま た、 図 にお い て、 21^ 202 , 20。 に よ り 示 さ れ る 個所に は、 そ れぞれ、 経糸案内 部材 12 , 14 , 16に属す る 3 つ の導糸片が紙面に垂直な方向 に 重な っ て位置 し て い る 。 ま た、 34 , 34„ , 343 に よ り 示 さ れ る 個所に は、 それぞ.れ、 経糸案内部材 30の各導糸片が 位置 し て い る 。 同様に ま た、 経糸 a £ の背後に は、 経糸 b L , c 丄 が、 ま た、 経糸 a 2 の背後に は、 経糸 b 。 , c 2 が、 ま た、 経糸 a 3 の背後に は、 経糸 b 3 , c 。 力 位 置 し て い る 。 第 8 図 におい て は、 第 3 図の織成端 B の近傍 (第 8 図の紙面の下端) におい て、 何 ら かの理由 に よ り 、 経糸 d ^ と経糸 a 2 , b 2 , c „ と の 間 に力、 ら みが生 じ て お り 、 ま た、 経糸 d 2 と 経糸 a 3 , b 。 , c 3 の 間 に も か ら みが生 じ てお り 、 それに よ り 、 経糸 d L と 、 経糸 a , b 3 , c 3 が斜め に配 さ れて い る も の と 仮定す る 。 第 8 図 に示す よ う に、 .本発明 に よ れば、 箴 48の各 ブ レ ー ド 52は、 経糸案内部材 12 , 14, 18と 経糸案内部材 30の 隣接す る 導糸片
[0089] 20 , 3 の各間 に進入す る の で、 経糸 と 経糸 a b
[0090] 3 ' 3 , c 。 が斜め にな つ て い て も 、 ブ レ ー ド 52は、 隣接す る 経糸 a a 1 · d l ' d 1 ' a 2 ' a 2 ' d 2 ; d 2 , a 3 3 , d 3 の 閭に、 確実に挿入 さ れ る こ と 力 で き る 。
[0091] 次に、 茂 48が第 3 図の一点鎮線で示す位置 ま で下降す る こ と に伴 っ て、 箴 48の各 ブ レ ー ド 52丄 , 52, ., 522 . 522 · , 52。 は、 経糸 a 丄 , d { , a 2 , d り , a 3 , d 3 の 間 を、 それぞれ、 下降 し て、 第 9 図 の状態に至 る 。 こ の 図 に 明 ら か な よ う に、 第 8 図 に お い て、 例 え ば経糸 a 2 に寄付 い て い た経糸 は、 箴 48の下降す る ブ レ ー ド 52^に よ り 図 に お い て左方向 に押 さ れて経糸 a 。 か ら 分離 さ れ る 。 同 様に し て、 第 8 図 に お い て、 寄付 い て い た経糸 d 2 と 経糸 •a 3 も 分離 さ れ る 。
[0092] 案内部材群 10と 案内部材 30と は、 第 3 図 の状態か ら 、 さ ら に互い に 接近す る 方向 に揺動をつ づ け る こ と に よ り 、 第 4 図 に示す よ う に 、 X 字状 に交差す る 。 そ の結果、 経糸 a , b , c と 経糸 d と に よ り 閉 じ た隙間 x が形成 さ れ る 。 こ の 隙間 に は、 公知 の レ ビ ァ-装置 (不図示) 等に よ り 緯糸 f が 揷入 さ れ る 。 こ の と き に は、 箴 48はすで に左方 に後退 し て い る
[0093] 次に、 経糸案内部材の群 1 Qと 経糸案内部材 3 Qと は互 い に 離反す る 方向 に移動を開始 し て、 第 5 図 に示す よ う に 、 導 糸片 20 , 34 の 間隔が狭 ま り 、 緯糸 f は経糸 a , b , c と d と の 間 に挟み こ ま れ る 。 簇 48は前進 し て、 そ の ブ レ ー ド 52 は、 第 3 図の場合 と 同様に、 導糸片 20 , 34 の下端の位置 に お い て、 こ れ ら 導糸片 20 , 34 の 間 に進入す る 。 箴 48は、 そ の ま ま 円弧運動を し て、 一点鎖線で示す位置 ま で下降 し 、 镎糸 f を織成 さ れた生地 A の上端 B ま で打込む。
[0094] こ の あ と 、 経糸案内部材の群 10と経糸案内部材 30と は、 さ ら に、 離反運動をつづけて、 第 2 図の状態に も ど り 、 以 後 こ のサ イ ク ルを繰返す。
[0095] な お、 開い た隙間 y での緯糸 f 'の揷入 は省略で き る 。 第 1 0 図〜第 1 2 図 に は前記実施例 の装置で織成 し た織 地の例を示す。 各図 にお い て、 経糸案内部材 12, 14, 16及び S 0に よ り それぞれ案内 さ れ る,経糸 を第 1 図〜第 5 図 と 同様 に a , b , c , 及び d で表 し てい る 。
[0096] 第 1 0 図 は浮柄の織地を示 し てお り 、 案内部材 16と S 0に よ り れぞれ案内 さ れ る 糸 c と d と は地経糸で あ り 、 案内 部材 12と 14に よ り そ れぞれ案内 さ れ る 糸 a と b と は柄経糸 で あ る 。 案内部材 16と 30の一方又は双方は、 織幅方向 に小 さ な ス ト ロ ー ク で往復運動を行い、 地経糸 c , d が図の よ う に横た え ら れ る 。 案内部材 12と 14と は、 よ り 大 き な ス ト ロ ー ク で織幅方向 に往復運動を し 、 図 の よ う に抦経糸 a , b が地経糸 c , d の上に配さ れて い る 。
[0097] 第 1 1 図は、 沈柄の織地を示 し てお り 、 案内部材 12と 30 と が地経糸 a , d を、 又、 案内部材 14, が栖経糸 b , c を案内す る 。 案内部材 12 , 30 は小 さ な ス ト ロ ー ク で往復運 動 し 、 案内部材 14, 16 は よ り 大 き な ス ト ロ ー ク で往復運動 す る 。 柄経糸 b , c は地経糸 a の下に配 さ れ る 。 第 1 2 図 は、 浮柄 と 沈柄 と を併用 し た織地を示 し て い る 。 案内部材^^^!) が地経糸 b , d を、 又、 案内部材 12 , 16 が 柄経糸 a , c を案内す る 。 案内部材 14, 30 の一方又 は双方 は小 さ い ス ト ロ ー ク で往復運動 し 、 案内部材 12 , 16 は よ り 大 き な ス ト ロ ー ク で往復運動す る 。 柄経糸 a は地経糸 b , d の上に 、 又、 柄経糸 c は地経糸 b の下に配 さ れ る 。
[0098] 第 1 3 図〜第 1 5 図 は、 比較に よ り 本実施例 の効果を説 明す る た め の も の で あ る 。
[0099] 第 1 3 図の場合に は、 上記実施例 と は異な り 、 箴 48の進 入経路 は導糸片 20 , 34 の 間で は な く 、 経糸 a , b , c に対 し て は、 導糸片 20よ り も 相 当下方 (一点鎮線で示す D の 位 置 ) に お い て進入す る 。 ま た 、 箴 48が さ ら に下降 し て 、 織 成端 B の 直上に お い て経糸 d に対 し て進入す る (一点鎖線 で示す E の位置) 。 第 1 4 図 は、 箴が第 1 3 図 の D の 位置 ' に あ る 状態に お い て、 第 1 3 図 の右側か ら 見た 図で あ っ て、 上記実施例 を示す第 8 図 に類似 し て お り 、 導糸片 20と 、 導 糸片 34と 葳 48の ブ レ ー ド 52と の位置関係 を示 し て い る 。 す な わ ち 、 ブ レ ー ド 52 , は経糸 a 丄 , b { , c χ と 経糸 d' 丄 の 間 に は進入 し て い る が、 ブ レ ー ド 52 , .は 点鎖線で示 す よ う に 、 経糸 と 経糸 3 9 , b 2 , c „ と の 間 に は進 入 し て い な い。 第 1 5 図 は、 鼓が第 1 3 図 の E の 位置 ま で 下降 し た 際の 、 第 1 3 図の右側力、 ら 見た 図で あ る 。 ブ レ ー ド 52^は、 こ の場合 に は じ め て、 経糸 d に対 し て進入す る が、 も は や、 経糸 d 丄 と 経糸 a 2 , b 2 , c 2 と の 間 に進 入す る こ と はで き ず、 こ.れ ら の糸 を分 け る こ と がで き な い 同様に経糸 d 2 と経糸 a 3 , b 3 , c 3 と を分け る こ と も で き な い t。
[0100] 第 1 6 図〜第 2 3 図 は本発明 の他の.実施例の織機を示す。 第 1 の実施例 と対応す る 個所は、 第 1 の実施例の参照番号 に 1 0 0 を加算 し た も ので示 し てい る 。
[0101] 本実施例 と第 1 の実施例 と の主要な相違点は、 第 1 の実 施例で は経糸の開 口 を形成す る 2 組の経糸案内部材の双方 が経編機の ガイ ドバ一 に類似 し た も の であ つ たが、 本実施 例で は、 ガイ ドバ ー状の経糸案内部材 30に代え て、 ほ ぼ水 平方向 に延び る 経糸案内部材 172 を用 い て、 こ の経糸案内 部材 172 と、 第 1 の実施例 にお け る と 同様の経糸案内部材 の群 110 と に よ っ て、 経糸 の開 口 を形成す る点にあ る 。
[0102] ま ず、 経糸案内部材の群 110 に よ り 案内 さ れる 経糸 a , b , 'c につ い て説明す る 。
[0103] 後述の第 2 3 図 と第 2 4 図 に示す織地を織 る 場合の案内 部材の動 き は次の と お り であ る 。 経糸群 a は、 完成 し た織 地 A の織方向 に配さ れ る 第 1 の経糸群を なす。 し た力 つ て、 れを案内す る 経糸案内部材 112 は、 織地 A の織暢方向、 す な わ ち 、 紙面に垂直な方向 に は運動 し な い ( こ の場合 と は異な り 、 経糸案内部材 112 が織幅方向 に移行す る 糸 を案 内す る と き に は、 こ の案内部材 112 は紙'面に垂直な方向 に 移行す る) 。 経糸群 b は、 織地 A におい て斜め方向 に配 さ れ、 経糸群 c は、 同様に斜め方向 に、 し力、 し、 経糸群 b と は異な る 方向 に配 さ れ る 。 し たが っ て、 こ れ ら の経糸群 b , c を案内す る 経糸案内部材 114, 116 は、 織地 A の織幅方向 に お い て互い に反対方向 に往復運動す る 。 す な わ ち 、 経糸 案内部材1114 が紙面の手前側か ら 背面側へ移行 し て い る と き に は、 他の経糸案内部材 116 は紙面の背面側か ら 手前側 へ移行す る 。
[0104] こ の発明者は、 経糸案内部材 172 をへ ル ドバ ー状の 案内 部材 と 呼ぶ。
[0105] こ の へ ル ドバ ー 状の経糸案内部材 172 は、 経糸案内部材 112 , 114, 116 と 同様に、 織地 A の織幅方向 に 延びて お り 、 そ の先端に は、 ブロ ッ ク 173 を介 し て、 先端 に案内用 孔を 有す る 多数のニ ー ド ル状のへル ド 174 が ほ ぼ水平方向 に 設 け ら れて い る 。 第 1 の実施例 に お け る 経糸案内部材 130 の 場合 と 同様 に 、 不図 ^の経糸 ビー ム か ら 送 り 出 さ れ た 1 つ の経糸群 d が、 ヘ ル ド 174 の孔を通過 し て、 織成端 B に案 内 さ れて い る 。 第.2 3 図 と 第 2 4 図 に示す織地 A に つ い て 云え ば、 こ の へル ドバ ー状の経糸案内部材 172 に よ り 案 内 さ れ る 経糸群 d は、 織地 A の織方向 に配 さ れ る 第 2 の経糸 群を な す。
[0106] ヘル ドバ ー状の経糸案内部材 i 72 は、 C 字状の レ バ ー 138 に よ り 支持 さ れ、 第 1 の実施例 に お け る レ ビ ア 装置 135 の場合 と 全 く 同 じ 機構を介 し て、 水平方向 に ほ ぼ直線 状の (正確に は、 シ ャ フ ト 140 を 中心 と す る 曲率半径の 大 き な 円弧状の ) 往復運動を し て、 こ れに よ り 、 ヘ ル ド 174 が経糸案内部材の群 110 の導糸片 12Q の 間を通過 し て進退 す る 。
[0107] 175 は、 マ ガ ジ ン 緯糸挿入装置で あ る 。 簡単の た め に 、 第 1 6 図 と 第 1 7 図の みにお い て こ の装置を示す。 こ の装 置 1了 5 は 織地 A の織幅方向 の両側、 すな わ ち 、 紙面の手 前側 と背後側にお い て、 紙面 と 平行な平面内 に お い て、 そ れぞれ、 無端の チ ェ ン 176 を走行 さ せ、 こ の チ ェ ン 178 に 所定閭隔に緯糸 f 'の係止部 (不図示) を設け、 図の右側に 配 し た同 じ く 不図示の箇所に おい て、 両チ ヱ ン 178 , 176 の 対向す る それぞれ一対の係止部の 間 に織地 A の幅と ほ ぼ同 長の镎糸 f 'を掛け渡 し 、 こ の よ う に し て織地 A の織幅方向 に保持 さ れた緯糸 Γを、 チ ェ ン 176 の矢印方向 の進行に伴 な い、 織成端 B へ並進 さ せ る も のであ る 。 177 は、 チ ェ ン 17 & を案内す る ス プ ロ ケ ッ ト であ る 。 こ の装置 175 は、 さ ら に詳 し く は、 日 本特公昭 45-16898号又 は B本特公昭 47-1 6868号に し たが っ て実施す る こ と がで き る 。
[0108] 180 は、 織地 A の た め の不動の案内部材であ っ て、 織地 A の通過を許す間隙を介 し て対向す る 一対の長尺状部材ょ り な り 、 経糸案内部材 と 同様に、 織地 A の織幅方向 の全幅 にわ た つ て延びて い る 。 182 は、 織地 A 案内部材 180 の支 持体であ る 。
[0109] 135 は、 シ ャ ツ ト ル、 レ ビ ア等の镎糸を織地 A の幅の一 端か ら 他端にか けて揷入する 镎糸挿入装置を略示 し て い る f は こ の よ う な装置 に よ り 挿入 さ れ る 緯糸であ る 。
[0110] 次に、 第 1 7 図〜第 2 1 図を用 いて、 上記の装置の作動 過程を説明す る 。 各図 に お い て、 経糸案内部材の群 110 、 ヘル ドバー状の経糸案内部材 130 、 ^ 148 の そ れぞれ近傍 に付 さ れた矢印 は、 こ れ ら各部材がその 図の工程 と 次のェ 程との 間 にお い て運動す る 方向 を示 し て い る 。
[0111] 第 1 7ι図に お い て、 経糸案内部材の群 110 は、 シ ャ フ 卜 124 を 中心 と し て時計方向 の揺動を終 っ た状態で あ り 、 そ の先端 に配 し た導糸片 120 は、 そ の最 も 左の 位置、 す な わ ち、 織成端 B か ら 最 も 後退 し た位置 に あ る 。 ま た 、 ヘ ル ド バー状の経糸案内部材 172 も 、 同様 に、 最 も 右側の位置、 すな わ ち 、 織成端 B か ら 最 も 後退 し た位置 に あ る 。 こ の よ う に し て、 経糸案内部材の群 110 が案内す る 3 つ の経糸 群 a , b , じ と 、 経糸案内部材が案内す る 経糸群 d と は、 開 口 し 、 開 い た隙間 y を形成 し て い る 。 よ り 詳細 に 言え ば、 導糸片 120 と 織成端 B と の 間 に位置す る 経糸群 a , b , c の部分 と 、 ヘル ド 174 と 織成端 B と の 間 に位置す る 経糸群 d の部分 と に よ り 形成 さ れ る 逆三角 形 隙間 y は 、 そ の上 端の底辺 に位置す る 箇所 に何 ら の経糸群が存在 し な い の で 開い て い る 。 図示 の状態で は、 マ ガ ジ ン 緯糸挿入装置 175 に よ り 、 こ の上方の 開 口 部分を通過 し て、 緯糸 f 'が開 い た 隙間 y に も た ら さ れて い る 。
[0112] 第 1 8 図 に お い て は、 経糸案内部材の群 110 は や や右方 向 に移動 し 、 ヘ ル ドバ ー状の経糸案内部材 172 は や や左方 向 に移動 し て、 織成端 B の真上の位置 に近づい て い る の で 、 両者が案内す る 経糸群が形成す る 隙間 y は狭め ら れて い る 。 こ の と き 、 隙間 y の 中 に位置す る 緯糸 f 'は、 双方の経糸群 に よ り 挾 ま れ る と と も に 、 第 1 7 図の状態か ら 右下方 に 移 動 し て織成端 B の真上に 到来 し た葳 148 に よ り 押 え ら れて 下方 に移行 し つ つ あ る 。 第 1 9 図 にお い て は、 経糸案内部材の群 110 は、 な お右 方向 の運1動を継続 し、 逆に、 ヘル ドバ一状の経糸案内部材 172 は、 な お左方向 の運動を継読 し てお り 、 そ の結果、 織 成端 B の真上の位置 にお い て、 ヘル ド 174 は導糸片 120 の 間を通過 し て、 ヘル ド 174 の先端は も つ と も 右側の経糸案 内部材 112 の左外方に突出 してい る 。 こ の こ と に よ り 、 第 1 7 図 と 第 1 8 図 にお い て存在 し た経糸群が形成す る 隙間 y は閉 口 し て緯糸 f 'は経糸群に よ り 完全に補捉 さ れて い る 。 そ し て、 箴 148 は、 織成端 B のす ぐ上ま で下降 し て、 緯糸 を織成端8 に押 し込んでい る 。
[0113] 第 2 0 図 に お いて は、 経糸案内部材の群 110 はそ の最 も 右の位置ま で移行 し、 ヘル ドバ ー状の経糸案内部材 172 は .その最 も 左の位置 ま で移行 し てい る 。 その結果、 ヘル ド 17 の先端は、 経糸案.内部材の群 110 の左外方に最 も 長 く 突出 し、 こ の こ と に よ り 、 経糸案内部材の群 110 に よ り 案 内 さ れる 3 つ の経糸群 a , b , c と 、 ヘル ドバ ー状の経糸 案内部材 172 に よ り 案内 さ れる 経糸群 d と の 間 に閉 じ た隙 間 X が形成 さ れ る 。 すな わ ち 、 こ の逆三角形の隙間 X は、 そ の上端の底辺が位置す る 箇所に、 経糸群 d のへル ド 174 を通過す る 前の部分が位置 し て い て、 こ の隙間を閉 じ てい る 。 図 は、 こ の 閉 じ た隙間 X に、 織地 A の織幅方向 の一端 か ら 他端に向 けて、 シ ャ ツ ト ル、 レ ビ ア等の镎糸揷入装置 135 に よ り 緯糸 f が揷入 さ れた状態を示 し て い る 。 こ の装 置 135 に よ る 緯糸挿入の際に は、 シ ャ ツ ト ル、 レ ビ ア 等力 148 を案内 と し てそ の上を通過す る 。 箴 148 は、 こ の あ と 、 左上方 に移行 し な力 ら 緯糸 f を避 け て後退す る 。
[0114] 第 2 0'図 と 同様の 図 に よ る 図示 を省略す る が、 第 2 0 図 の次の状態に お い て は、 へノレ ド 174 は少 し 後退 し 、 こ れ に 対 し て、 鼓の ブ レ ー ド 152 が進入す る 。 こ の状態を第 2 2 図に示す。 こ の と き は、 隣接す る 導糸片 120 と へ ル ド 174 に よ り 形成 さ れ る 各間隔 に箴の ブ レ ー ド 152 が介在 し て い る 。 (同様に し て、 開 い た 隙間 y に挿入 さ れた経糸 f 'を箴 打ち す る 場合 に も 、 導糸片 120 と 、 ヘル ド 174 と 、 箴の ブ レ ー ド 152 は、 第 2 2 図 と 同 じ 位置を と る 。 )
[0115] 第 2 1 図 に お い て は、 簇打ち が終了 し 、 経糸案内部材の 群 110 が左方向への 、 ま た、 ヘ ル ドバ ー状の経糸案 内 部材 172 が右方向への 、 後退を開始 し て お り 、 隙間 X は 閉 口 し 、 緯糸 f が交差 し た 2 種の経糸群 a , b , c と d と に よ り 捕 え ら れて、 織成端 B の 直 ぐ 上に位置 し て い る 。
[0116] 第 1 7 図〜第 2 1 図 に示す各行程が行な われて い る 間 に 、 互い に交差す る 斜め の経糸群 b , c を案内す る 経糸案内 部 材 114, 116 は織地 A の織幅方向、 す な わ ち 、 紙面 に垂直な 方向 に お い て、 往復運動を継続 し て い る 。 こ の 実施例 に お い て は、 両案内部材 114 , 116 は、 互い に反対方向 に運動を 行 な う 。 そ の運動 は、 前記の よ う に 、 パ タ ー ン チ ェ ン 等を 介 し て行な われ る 。 そ の場合、 両案内部材 114, 116 の長手 方向 の運動の タ イ ミ ン グ は、 ヘル ド 174 が案内部材 112 , 114, 116 に対 し て進入す る 際 に、 こ の進入を許容す る よ う に 、 こ れ ら の経糸案内部材の そ れぞれ隣接す る 各 2 つ の 導 糸片が形成す る 空隙同士が一致す る よ う な も の で な ければ な ら ない o
[0117] 第 2 3 ι図 と第 2 4 図 に示す織地 A を織成する と き は、 経 糸案内部材 11 2 は織幅方向 に不動で あ り 、 ヘル ドバー状の 経糸案内部材 17 2 と 、 笾 148 と は、 織幅方向 に常に不動で あ 。
[0118] 以上の第 1 7 図〜第 2 1 図の行程に よ り 織成動作の 1 サ ィ ク ルが終了 し、 こ の サイ ク ノレを反復す る こ と に よ り 織地 A が連統形成さ れ、 こ の織地 A は、 ガイ ド ロ ー ル 1 8 4 を経 由 し て不図示の卷取ロ ー ルに卷取 ら れる 。
[0119] こ の実施例で は、 经糸案内部材の群 110 と へル ドバ ー状 の経糸案内部材 1 7 2 と が反対方向の往復運動を行な う こ と に よ り 両者が相対的 に接近離反 し て い る が、 こ れに代え て、 —方を固定 し他方の みを往復運動さ せ る こ と,に よ り 、 ヘル ド 1 74 を経糸案内部材の群 1 1 Q の導糸片 12 Q に対 し相対的 に進入後退 さ せて も よ い。 いずれの場合に お い て も 、 ヘル ドが導糸片の箇所を通過す る と 共に、 簇の プ レ ー ドが両者 の 間 に進入す る こ と 力 こ の発明 に お い て本質的であ る 。
[0120] ま た、 こ の実施例 に お いて は、 1 サ イ ク ルの作動中 に葳 1 48 は緯糸 f 'に対 し箴打ちを 1 回だけ行な っ たが、 2 つ の 緯糸 f , f 'に対 し て、 それぞれ 1 回ずつ茂打ち を行な わせ て も よ い。
[0121] 第 2 3 図 と第 2 4 図 と に、 第 2 の実施例の織機に よ り 製 造 された織地 A の一例を示す。 織方向の経糸 は、 第 1 の経 糸 a と 第 2 の経糸 d とが交互に配さ れ、 緯糸は、 シ ャ ト ル、 レ ビ ア等の手段で揷入 さ れた緯糸 f と マ ガジ ン揷入装置に よ り 挿入 さ れた緯糸 Γと が交互に配 さ れて い る 。 斜め糸 は、 左上 り の'糸 b と こ れ と 交差す る 右上 り の糸 c と か ら な る 。 例え ば、 経糸案内部材 112 の導糸片 120 と 、 ヘ ル ド 丄 74 と に お い て、 い ずれ も 、 1 イ ン チ 間 に 2 8 本の経糸が揷通 さ れて い る 場合に は、 織地 A の織方向 の経糸 は 1 イ ン チ 間 に 5 6 本 と な り 、 さ ら に両斜め方向 の 糸 b , c も そ れぞれ 1 イ ン チ 間 に 2 8 本配 さ れて い る 場合 に は、 見か け上 は、 1 ィ ン チ 内 に 2 8 本の 4 倍で あ る 1 1 2 本の密度を有す る 織 地 A 力 得 ら れ る こ と に な る 。
[0122] 織地 A に お け る 各糸 の上下関係 は次の と お り で あ る 。 第 2 4 図の織地 A は、 第 1 6 図の矢印の方向 に見た状態を示 し て い る の で 、 経糸 a , b , c につ い て は、 第 1 6 図 の左 側の経糸案内部材 112 で案内 さ れ る 経糸 a の上方 に そ の 右 隣 り の案内部材 114 で案内 さ れ る 経糸 b が配 さ れ、 さ ら に 、 そ の上 に そ の右隣 り の案内部材 116 に よ り 案内 さ れ る 経糸 c が配 さ れ る 。 第 2 の経糸 d はへル ド 174 に よ り 案内 さ れ て、 絰糸 a , b , c の左右を往復す る の で 、 経糸 a , b , c と 緯糸 の上方 と 、 緯糸 f の下方 と を、 交互 に 坨行す る 。 緯糸 f は、 経糸 d の 上方 に あ る が、 そ の他の すべて の糸 の 下方 に あ る 。 ま た緯糸 Γは、 経糸 d の下 に あ る が、 そ の 他 すべて の糸 の上方に あ る 。 a , b , c の糸 に つ い て は、 こ れ ら の糸 を案内す る 経糸案内部材 112 , 114, 116 の左右方向 の順序を変更すれば、 織地 A に お け る そ の上下関係 も 変更 す る 。
[0123] な お、 第 3 図 は、 上記の方法で編成 し た織地の微小な 部分を拡大 し た も のであ る 。 し たが っ て、 斜め方向の経糸 b , c 力 同一方向に延びてい る が、 実際に は、 例 えば約 1 cmの幅で左右に屈曲 し なが ら、 ジ グザグ状に配 さ れて い る (第 2 5 図 (1 ) 参照) 。
[0124] こ の よ う に斜の 直線状の糸が左右に均等に屈曲 し 且つ織 方向 の全長に わ た っ て連銃的 に往復 し なが ら 配 さ れてい る が、 こ れにかえて、 例え ば、 第 2 5 図の ( 2 ) 〜 ( 5 ) に示す よ う に、 任意の規則的な又は不規則的 な配 し方をす る こ と が可能であ る 。 こ の 図に示す よ う に、 織幅方向 に移行す る 経糸 は、 織方向の全長にわ た っ て連続的 に織幅方向への移 行を行な っ て も よ く (同図 (1 ) ( 2 )参照) 、 又 は織方向 の一 部に お い て織幅方向 に移行 し 、 そ の余の箇所では直線状に 織方向 に延びて も よ い (同図 (3 ) 〜 (5 ) 参照) 。 ま た、 織 幅方向への往復移行は、 左右に均等でな く と も よ く (同図
[0125] ( 4 ) 参照) 、 ま た完全に ラ ン ダム であ っ て も よ い (同図
[0126] ( 5 ) 参照) 。 さ ら に、 織幅方向 に移行チ る 経糸が複数あ る と き は、 前記の実施例の よ う に、 互い に反対方向 に移行す る 場合の ほか、 同方向 に移行 し て も よ く 、 ま た、 互い に何 ら の規則的 な関係な く 移行 し て も よ い。
[0127] こ の実施例で は、 経糸案内部材の群 と ヘル ドバー状の経 糸案内部材 と が反対方向の往復運動を行な う こ と に よ り 両 者が相対的 に接近離反 し てい'る が、 こ れに代え て、 一方を 固定 し、 他方の みを往復運動さ せ る こ と に よ り 、 ヘル ド と ガイ ドニ一 ドルを相対的 に進入後退 さ せて も よ い。 いずれ の場合に お い て も 、 ヘル ドが導糸片の 間隙を通過 し 、 こ の 交差個所 に读の ブ レ ー ドが進入す る よ う に構成す る こ と が 本発明の'必須要件であ る 。
[0128] こ の実施例 に お い て は、 開 い た隙間 と 閉 じ た 隙 間 の 双方 に緯糸 を揷入 し たが、 閉 じ た隙間 に の み緯糸 を揷入 し て も よ い。
[0129] 第 2 6 図 は、 第 2 の実施例 の織機 に よ り 織成 さ れ る 他の 織地の織組織図で あ る 。 こ の場合に は、 開 い た 隙間 に は緯 糸 f 'が挿入 さ れず、' 閉 じ た隙間 に の み緯糸 f が揷入 さ れ る ま た、 こ の場合は、 糸 a , d は地経糸、 糸 b , c は抦経糸 を表わ し て い る 。 経糸 a を導 く 案内部材 1 1 2 は、 緯糸 f i が打ち込 ま れた後に導糸片 1 2 0 の位置をへ ル ド 1 7 4 に対 し 2 列 ピ ッ チ分一方向 に移動 し て次の緯糸 f ウ を打 ち 込み 、 更 に次 に導糸片 1 2 0 を元の位置 に戻 し て緯糸 f 3 を打 ち 込 み、 こ れを繰 り 返す。 ま た 、 柄経糸 b , c は、 抦構成 に従 つ て、 経糸案内部材 1 1 4 , 1 1 6 を緯糸 の 打込み ご と に チ ェ 一 ン リ ン ク ス の高低 に対応 し て左右に移動す る こ と に よ り 、 図の よ う に織地 に織 り 込 ま れ る 。 地経糸 d はヘ ル ドバ 一 状 の経糸案内部材 に よ り 直線状に織込 ま れ る 。 以上の 結果、 織地は第 2 7 図 の状態に形成 さ れ る 。
[0130] ま た、 第 2 8 図 に示す実体組織図 は、 経糸 c を案 内す る 案内部材 1 1 6 を省略す る か又 は作動 さ せ な い場合で あ り 、 経糸 a と 経糸 d を相対的 に 3 経糸列 ピ ッ チ分の往復で 1 経 糸列 ピ ッ チ ずつ移動 さ せ る 毎に緯糸 f を打込む と と も に 、 直線経糸 b を織込ん で織成 し た も の で 、 経糸 は 四方向 よ り 互い に組み合わ さ れた密な 織地 と な る 。 第 2 9 図 は、 上記の第 2 の実施例の変更例 を示 し て い る , こ の 図で'は、 第 2 の実施例 に対応す る 個所には同—の参照 番号を付 し て い る 。 こ の変更例 は、 ヘル ドバ ー状の経糸案 内部材 172 を、 織幅方向 に搢動可能に設け た も の で、 第 3 0 図 に示す よ う に 、 C字状 レバー 138 の上端に嫘着 さ れた コ の字断面の取付バー 131 に幅方向に貫通 さ れた軸 133 に 沿 っ て摺動で き る よ う に、 搢動ベ ア リ ン グ 137 が軸 133 に 嵌揷 さ れてお り 、 矢印方向 に往復動 さ れる 。 ま た、 ヘル ド バ ー状の経糸案内部材 172 の基部バー 143 の一端に は往復 手段と し て、 経糸案内部材の群 110 の場合と 同様に、 ロ ッ ド棒 139 が ス プ リ ン グ; L 41 に よ っ て不図示 の チ ェ ー ン ド ラ ム と 連結さ れてお り 、 装着さ れた チ ェ ー ン リ ン ク に よ り 、 変位量が決定さ れ、 ヘル ド 174 の導糸片への進入位置が 自 由 に決定で き る 。 ' な お、 こ の搢動手段 と し て は、 ガイ ドバー状の轻糸案内 部材 112,114,116 の場合と 同様に、 電磁手段を用 い る こ と も で き る 。
[0131] こ の変更例 によ れば、 ガイ ドバ ー状の経糸案内部材 112 , 114,116 に よ り 耠糸 さ れ る経糸 a , b , c と へル ドバー状 の经糸案内部材 172 に よ り 耠糸 さ れ る経糸 d を互い に逆方 向 に移動 さ せなが ら経糸 を打込む こ とが可能 と な る の で、 よ り 交叉部分が多 く な り 緻密な織地の織成が可能と な る 。
[0132] 第 3 1 図〜第 3 3 図 は、 こ の発明の第 3 の実施例 を示す 第 1 の実施例 と 対応する 個所は、 第 1 の実施例の参照番号 に 200 を加え た番号で示 し、 第 2 の実施例 と対応する 個所 は第 2 の実施例 の参照番号の 1 Q D 番台 を 2 Q Q 番台 に 代え た 番号に よ1り 示す。
[0133] こ の実施例 は 、 前記の第 2 の実施例 と 基本的 に 類似 し て い る が、 た だ、 ガイ ドバ ー状の経糸案内部材の う ち の少な く と も 1 つ を、 経糸 の配列 を導糸片 の個別変位 に よ っ て変 更可能な構成 と し た点に特徴が あ る 。 す な わ ち 、 こ の 実施 例 の織機 に お い て は 、 一つ の経糸案内部材 に属す る 多数の 導糸片を個別的 に選択 し て、 こ れを織幅方向 の右又 は左 に 変位 さ せ る こ と が可能で あ る 。
[0134] こ の点を更 に詳 し く 言 う と 、 第 3 1 図 に お い て は、 地経 糸で あ る 経糸 a を案内す る 経糸案内部材 と し て、 経編機に お け る ジ ャ カ ー ドガイ ドバ ー 2 1 1 を用 い て い る 。 ジ ャ カ ー ド ガイ ド ノく一 2 1 1 の 下端 に は、 図示の よ う に屈 曲 し た ジ ャ カ ー ドガイ ドニ一 ド ルす な わ ち 導糸片 2 2 5 が取付 け ら れて い る 。 こ の ジ ャ カ ー ド ガ イ ドニ ー ド ノレ 2 2 5 に 対 し > ド ロ ッ パ ー バ ー 2 1 7 に上下方向 に 搢動可能に装着 し て な る ド ロ ッ パ ー ピ ン 2 1 9 が選択的 に下降 し て、 こ れ に係合又 は離脱す る こ と に よ り 、 弾性を有す る ジ ャ カ ー ド ガ イ ドニ 一 ド ル 2 2 5 は、 そ れぞれ、 織幅方向 に、 撓むか又 は撓わ ま ず (す な わ ち 、 そ の位置 を持続 さ せ) 、 こ れ に よ り 案内 さ れ る 経 糸 a も 、 ジ ャ カ ー ドガイ ドニ ー ド ノレ 2 2 5 の移動 に 伴 っ て、 経糸 a の配列が変更す る (す な わ ち 、 経糸 a は織幅方向 に 右又 は左へ変位す る ) 。
[0135] こ の経糸 の配列 の 変更は、 不図示 の周 知の ジ ャ 力 一 ド手 段に よ り 、 連結線材 2 1 5 を介 し て 引 き 上げ ら れ、 ま た 付勢 さ れた ス プ リ ン グ 213 の作用に よ り 復帰 さ れる 。
[0136] 第 3 2図の も の は、 ジ ャ カ ー ドガイ ドニ ー ドル 225 を有 す る ジ ャ カ ー ドガイ ドノ 一 2 U を 2 列に し た も の で あ る 。 第 3 1 図 と 第 3 2 図の もの は、 いずれ も 、 経糸 a と経糸 d に よ る 地組織に対 し、 抦轻糸 b を抦構成に従い地組織に織 込む こ と がで き る 。
[0137] ま た、 第 3 3 図 にお い て は、 第 3 2 図の も の に更に後方 に経糸案内部材を 1 つ設けた も のであ り 、 こ の よ う な追加 に よ り 、 全体 と し て、 経挿入糸、 伸縮性糸、 装飾糸等の種 々 の糸を編み込む こ と ができ る 。
[0138] これ以外 に も 、 図示は し ない が、 经糸案内部材を更に多 く 設置すれば、 よ り 複雑で緻密な柄構成を も つ織地を織成 す る こ とが可能 と な る。
[0139] 第 3 4 図及び第 3 5 図 に は、 上記実施例の う ち 第 3 1 図 の構成を も つ織機に よ り 織成す る 織地の織組織図及び実体 組織図を示 し てい る 。 降接す る ジ ャ カ ー ドガイ ドニ一 ドル すな わ ち導糸片を 225 L , 225 2 と し 、 こ れに よ り 導糸 さ れ る 隣接す る 経糸を & i , a „ と す る 。 又、 降接す る ヘ ル ド に よ り 、 案内 さ れ る 経糸を d ^ , d 2 と す る 。 第 3 4 図 に お い て、 ま ず 段に て経糸 d ^ , d o に対 し経糸 a 丄 , a 2 は ド ロ ッ パ ー 219 を不作用 と し て、 ジ ャ カ ー ドガイ ド ニ ー ドル 225 の作用位置 は変化せずにへル ド 274 を作用 さ せて織成後、 .段で は経糸 a 。 を铪糸す る導糸片 2252 の み に作用 さ せ、 図面上で左側に経糸列を 1 経糸列分移動 さ せて こ れにへル ド 174 を進入さ せ る 。 こ れに よ り 結果的 に 経糸 a i と経糸 a 2 は同一経糸列間 に作用す る こ と に な る 。 次 に Ί 段1に て は、 な 段の場合 と 同様に ド ロ ッ パ ー ピ ン 2 1 9 は不.作用 と し て各経糸列間 に へ ル ド 2 7 4 を進入 さ せ て織成 後、 5 段に て は、 ジ ャ カ ー ドガイ ドニ ー ドノレ 2 2 5 及 び ド ロ .ッ パ ー ピ ン 2 1 9 を全体に右に 1 経糸列分移動 さ せ、 し 力、 も ド ロ ッ パ ー ピ ン 2 1 9 を、 経糸 a 丄 を給糸す る ジ ャ カ ー ド ガ ィ ドニ一 ド ル 2 2 5 { の み に作用 さ せ て、 左 に 1 経糸列分移 動 さ せて こ れ にへル ド 2 7 4 を進入 さ せ る 。 そ し て次の 段で は再び な 段の織成に も ど っ て先 と 同様の織成を繰 り 返 し て 基布を形成 し 、 こ の基布に対 し て柄経糸 b , c を柄構成 に 従 っ た織込み量 に従 っ て基布 に織込む こ と に よ り 、 柄入か ら み織物が製織 さ れ る 。
[0140] 第 3 6 図 と 第 3 7 図 は、 こ の発明 の第 4 の実施例 を示す。 第 1 の実施例 と 対応す る 個所 ^、 第 1 の実施例 の参照番号 に 3 0 Q を加え た番号で示 し 、 第 2 の 実施例 と 対応す る 個所 は第 2 の 実施例 の参照番号の 1 ϋ Q 番台 を 3 0 Q 番台 に代え た 番号に よ り 示す。
[0141] こ の 実施例 も 前記の第 2 の実施例 と 基本的 に類似 し て い る が、 た だ、 、 ヘル ドバ ー 状 の経糸案内部材 に レ ピ ア 装置 を 設け、 こ の経糸案内部材 に、 経糸 の 導糸 と レ ビ ア バ ン ド の 案内 の両機能を兼備 さ せて い る 点が特徵で あ る 。
[0142] 第 3 6 図 は、 レ ビ ア装置手段を備え た織機の概略側面図 で あ り 、 第 3 7 図 は、 レ ビ ア ヘ ッ ド の走行状態を示す概略 正面図で あ る 。
[0143] こ の レ ビ ア装置 3 3 5 に よ り 、 経糸案内部材の 群 3 1 0 が導 糸す る経糸 の群 a , b , c と へル ド 3 7 4 力 導糸す る 1 つ の 経糸群 d 1と に よ り 形成 され る 閉 じ た隙間 X に、 緯糸 f が揷 入 さ れる 。
[0144] 3 3 6 は、 織幅方向 に長い案内部材であ っ て、 ヘル ドバー 3 7 2 に嫘着 さ れてい る 。 案内部材 3 3 8 に は、 そ の上端に沿 い、 間隔をお い て、 案内部片であ る 案内鉤 3 4 9 が複数保持 固定さ れてい る 。 3 5 1 は下部の案内部片であ り 、 レ ビ アバ ン ド 3 61 が閉 じ た隙間 X を横切 っ て走行す る に 際 し、 上昇 し てバ ン ド 3 6 1 の下端縁の位置 に対応 し た位置に も た ら さ れ る 。 こ の案内部片 3 5 1 は プロ ッ ク 3 8 3 に適宜の本数铸込 ま れ、 複数の ブロ ッ ク 3 8 3 が、 適数分、 間隔をお い て、 保 持バー 3 8 9 に嫖着 さ れて い る 。 保持バー 3 6 9 は、 カ ム等の 昇降手段 (図示せず) を介 し上下方向 に昇降で き る 。
[0145] 3 4 8 は箴で あ っ て、 レ ビ ア装置に よ り 挿入 された緯糸 f は、 3 48 に よ り 、 下方の 固定生地ガイ ドバ ー 3 8 0 の近傍 にお け る 一点鎮線で示す位置ま で連動 さ れ、 生地 A 内 に撗 たえ ら れる 。
[0146] ヘル ド 3 7 4 が前進 し て、 閉 じ た隙間 X が形成 さ れる と 、 ヘル ド 3 74 は そ の位置で停止 し、 次に案内部片 3 5 1 が下方 か ら 上昇 し て案内鉤 3 49 と の 間 に案内路が形成 さ れ、 こ こ を レ ビ アバ ン ド 3 6 1 が通過する (第 3 6 図) 。 こ の よ う に し て、 レ ピ ア ノく ン ド 3 8 1 を備え た レ ビア装置 に よ っ て、 隙 間 X に、 鎿糸が挿入 さ れる と 、 案内部片 3 5 1 が下降 し て、 ヘ ル ドバ ー状の経糸案内部材 3 7 2 は後退 し 、 経糸案内部材 3 1 0 はへル ドバ ー状の経糸案内部材 3 7 2 と 反.対方向へ運 » し 、 读 348 が固定生地ガイ ドバ ー 380 の上端 に 向 っ て下降 し て、 緯'糸 f を打込む (第 3 8 図) 。 開 い た 隙 間 y に は、 マ ガ ジ ン 緯糸挿入装置 に よ り 別の緯糸 を挿入す る こ と も 可 能であ る が、 揷入 し な く て も よ い。
[0147] 第 3 9 図 に は前記の第 4 の実施例 の変更例 を示す。 こ の 場合 に は 、 レ ビ ア ヘ ッ ド 371 を備 え た レ ピ ア ノく ン ド 361 が、 ヘ ル ド 374 の下方に 設け た案内溝 383 内 を往復動す る 。 こ の よ う に 、 レ ビ ア へ ッ ド 371 の案内機能をへ ル ド 374 自 体 に も たせ た の で 、 案内部材 と し て の特別な部品装置 を必要 と せず、 構成部品の節減が図れ る と と も に 、 レ ビ ア へ ッ ド 371 自 体 も 閉 じ た隙間 X の 比較的 ス ペ ー ス に余裕の あ る と こ ろ を運動 さ せ ら れ る ので、 経糸への影響が少な く 特 に密 な経糸 に対 し有利で あ る 。
[0148] 第 4 0 図〜第 4 4 図 に は、 'こ の発明 の織機の鼓の動 き を 制御す る カ ム 装置を示 し て い る 。 こ の カ ム 装置 は上記 の 実 施例 の全て に適用 が可能で あ る が、 以下で は、 第 1 図 に示 す第 1 の 実施例 に関 し て、 こ の箴 カ ム装置 を説明す る 。
[0149] 既に述べた よ う に 、 第 i の 実施例 の織機に お い て は、 経 糸 a , b , c と 経糸 d と が、 そ れぞれ、 経糸案内部材 12 , 14, 16 と 経糸案内部材 30と に よ り 案内 さ れ、 こ れ ら の経糸 案内部材 12 , 14 , i 6と 30と は、 支軸 24 , 24 'に設け て な る ハ ン ガー 22 , 23 に支承 さ れて、 下部 に設け た カ ム 46に よ っ て相 対向す る 方向 に揺動運動を行な う 。 こ れに よ り 、 経糸 a , b , c と 経糸 d と は、 閉 じ た隙間 X と 開 い た隙間 y と を交 互に 作 り 、 こ れ ら の隙間 X , y に、 緯糸 を挿入 し 、 こ の镎糸 f , f 'を簇 48に よ り 織地 A に対 し 打込む。
[0150] こ の場1合、 緯糸 f , f 'の揷入は、 主軸の 1 回転におい て 2 回行なわ.れ、 従っ て、 箴 48は、 主軸 1 回転に お い て 2 度作 用 さ せ る 必要があ る 。
[0151] 閉 じ た隙間 X へ镎糸 f を挿入す る こ と は、 織機の分野で 一般的 に用 い ら れてい る シ ャ ト ノレ、 レ ビア装置、 ウ ォ ー 夕 ジ ヱ ツ ト 等に よ る 、 織幅の一端か ら 他端へ緯糸 を貫通 さ せ る 方法に よ る 必要があ り 、 マ ガジ ン镎糸揷入装置 に よ る 方 法、 すな わ ち 、 镎糸を織幅方向 に保持 しつつ並進 さ せて揷 入す る 方法に よ る こ と はで き な い。 前者の方法は、 織幅の 一端か ら他端へ镎糸を貫通 さ せ る た め に、 時間を要す る 。 通常、 主軸の一回転 3 6 0 ° の う ち の 7 0 %程度を こ れに 要す る 。 従 っ て、 前記 し た 2 回の铳打作用 は、 主軸の残 り の 回転角度すな わ ち 3 6 0 。 の約 0 % にお い て行な う 必 要があ る 。
[0152] 箴 48は、 前述の よ う に鎿糸 f , Γを打込むため に循環運動 C を行な う が、 こ の循環運動 C は、 前後往復運動 と 上下往 復運動 と の複合運動であ り 、 こ れ ら の前後往復運動 と 上下 往復運動 と は、 カ ム軸 S 4に嵌着 し た 2 種の鼓カ ム 6 6 , 6 & 'に よ っ て、 そ れぞれ、 行な われる 。 こ の よ う な複雑な動 き を、 し か も 2 回、 箴カ ム 8 8 , 6 6 'の周面の 3 0 % の範囲 に お い て、 制御す る 必要があ り 、 そ の ため、 第 4 2 図 [ I ] 、 第 4 3 図 [ I ] 、 及び第 4 4 図 に示す よ う に、 箴カ ム 6 8 , 8 6 'の外 周面 o は急傾斜で湾曲す る 必要があ る 。
[0153] こ の よ う な外周面 o を基準に 内周面 i を加工 し た場合、 変化の大 き い部分に お い て、 内周面 i に と が り 部分 P がで き る 。 こ'の p の個所を カ ム ロ ー ラ 67 , 67 'が通過す る た め に は 、 カ ム 内周面 i と 内側 ロ ー ラ 67 ' と の 間 に隙 間 s を設 け ざ る を得な い。
[0154] こ の よ う に加工 さ れた カ ム を使用す る と 、 カ ム と ロ ー ラ と の 間 に衝突が発生 し 、 隙間 s が原因で、 機械の 振動及 び 騒音が生 じ る な どの 問題が生 じ る 。 第 4 0 図、 第 4 1 図、 第 4 2 図 [ Π ] 、 第 4 3 図 [ Π ] に示す鼓カ ム 装置 は 、 以 上の欠点を解消 し 、 1 対の カ ム ロ ー ラ が、 カ ム に 対 し 確実 に追従 し 、 円滑な 回転を行な う こ と がで き る 读 カ ム 装置 の 提供を 目 的 と す る 。
[0155] 第 4 0 図 は、 こ の よ う な笾カ ム装置 の一例を示す概略横 断面図で あ り 、 第 4 1 図 は第 4 0 図 の L — L 線 に沿 っ た断 面図で あ る 。 図 中 M は原動機で あ り 、 79は歯車箱、 85は歯 車箱 79の 内部で回転可能 に支承 さ れ る 原動軸、 45は カ ム 46 を嵌着 し て な る カ ム 軸、 87は前記原動軸 85と 傘歯車を介 し 連結 さ れ る 駆動軸で あ り 、 89は 中 間軸で あ っ て、 ブ ラ ケ ッ 卜 95に支承 さ れて な り 、 中 間軸 89の一端 に は、 駆動軸 87に 嵌着 し て い る 楕円歯車 97a と 嚙み合 っ て い る 楕円 歯車 97b を嵌着 し て な る と と も に 、 他端 に は、 カ ム 軸 64に 嵌着 し て い る 通常平歯車 99a に嚙み合 っ て い る 平歯車 99b を嵌着 し て な る 。
[0156] 上記楕円歯車 97 a , 97 b は実施例 に お い て は、 離心率 £ = 1/3 の も の を使用 し て お り 、 鼓カ ム 88 , 86 'の形状 は第 4 2 図 [ I ] 及び第 4 3 図 の [ I ] に示す よ う な と ; ^ り 部分 p があ る も の に対 し、 第 4 2 図 [ Π ] 及び第 4 3 図 [ Π ] に 示すよ う 1に、 本発明の カ ム装置にお い て は、 茂カ ム 6 6, 6 6 ' は と が り 部分に対応す る 部分の 回転角部分が拡大 さ れてい る の で、 結果的に変化量の大き い個所に相 当す る カ ム部分 の変化を緩やか にで き、 内外両周面に お い て、 カ ム ロ ー ラ に追従 し得る 円滑な曲線が得 ら れた。 すな わ ち 、 第 4 2 図 [ Π ] と第 4 3 図 [ 辽 ] に示すカ ム はな だ ら かで あ っ て も 、 2 回の箴打ちを制御す る 個所 に お いて は、 カ ム の回転は楕 円歯車を介 し て大 き な角速度で行 う こ と がで き る 。
[0157] 上記の笾カ ム装置 に よれば、 振動及び騒音の発生がな く 、 葳カ ム は円滑な回転を行な い、 も っ て、 菝は正確な変位量 に基づ く 確実な鎿糸 の打込みを行な う こ と がで き る 。
[0158] こ の カ ム装置は、 開 い た隙間に镎糸 を揷入 し な い と き 、 すなわ ち 、 主軸の一回転につ き 簇'打ち が 1 回の場合に も 、 な お有用であ る 。 なぜな ら 、 簇打ち が 1 回で あ っ て も 、 こ の作用 を主軸の一回転の 3 0 %程度の範囲で行わ な ければ な ら な い 力、 ら であ る 。
[0159] [産業上の利用可能性 ] こ の発明 の織機に よれば、 経糸の少な く と も 1 部を織幅 方向 に変位さ せて配 し た織地であ っ て、 高密度で あ り 及び Z又は変化の あ る 抦を有す る 織地を、 織成上の誤 り な く 、 所望の組織どお り に正確に製造す る こ と がで き る 。
权利要求:
Claims
請求の範囲 . 織幅方向 に移行す る 少な く と も 一群の経糸 を配す る こ と が可能な織機で あ っ て、
経糸案内 の た め の織幅方向 に 延び る 複数の案内部材が 並設 さ れ、 こ れ ら の案内部材の各 々 に は長手方向 に 沿 つ て多数 の導糸片が植設 さ れて お り 、 こ れ ら の案内 部材 の う ち少な く と も 1 つ の案内部材が織幅方向 に変位可能で あ り 、 少な く と も 1 つ の案内部材 と 他の案内部材 と の 相 対的 な対向運動 に よ り 形成 さ れ る 開 口 し た経糸 間 に緯糸 を挿入す る た め の緯糸挿入手段を有 し 、 こ の緯糸揷入手 段に よ り 揷入 さ れた緯糸 を織成部へ打込む た め の铳が織 幅方向 に.設け ら れてお り 、 こ の箴に は長手方向 に沿 っ て 多数の プ レ ー ドが植設 さ れて な る 織機に お い て、
前記の他の案内部材が複数設 け ら れ、 そ の少な く と も
1 つ が織幅方向 に変位可能で あ り 、 前記箴の前記各 ブ レ 一 ドが、 前記の案内部材 に取 り 付 け ら れた導糸片 の 隣接 す る 各 2 つ に よ り 形成 さ れ る 各間隔 に対 し て進入す る よ う に設け ら れ、 進入後、 前記の各 ブ レ ー ドが経糸 に沿 つ て移動 し な が ら 緯糸 を織成端に打込む よ う に構成 し た こ と を特徵 と す る 織機。 . 前記案内部材 は、
2 群 に分かれた ガイ ドバ 一 状の 案内 部材で あ り 、 前記の導糸片 は、 各群の案内部材 に取 り 付 け ら れて な る 穴付 き ガ イ ドで あ り 、 こ れ ら 穴付 き ガ イ ド の交差又は離反に よ っ て経糸の開 口がな さ れ る こ と を特 ' 徵とす'る 請求の範囲第 1 項記載の織機。
3 . 前記案内部材は、 ガイ ドバー状の案内部材 と ヘル ドバ 一状の案内部材か ら な り 、 ヘル ドバー状の案内部材に取 り 付け ら れて な る 穴付 き へル ド の 、 ガイ ドバ ー状の案内 部材の穴付 き ガイ ドに よ り 作 ら れる 各 々 の 間隔への進入 通過又は各間隔か ら の離反退避に よ っ て経糸の 開 口がな さ れる こ と を特徵 とす る 請求の範囲第 1 項記載の織機。
4 . すべての案内部材が織幅方向で変位可能に設け ら れて い る こ と を特徵 と す る 請求の範囲第 1 項〜第 3 項のいず れか 1 項に記載の織機。
5 . 案内部材の う ち の少な く と も 1 つが、 穴付 き ガイ ド の 個別変位に よ っ て経糸の配列を変更可能に構成 し て な る こ と を特徵 と す る 請求の範囲第 2 項〜第 4 項の い ずれか 1 項に記載の織機。
6 . 開口 し た経糸 は、 閉 じ た隙間又は開い た隙間を形成 し 、 閉 じ た隙間 に は緯糸を織幅方向の一端か ら 他端へ挿入す る 镎糸揷入手段に よ っ て、 又開い た隙間 に は镎糸を並進 さ せて全幅同時に揷入す る 鎿糸揷入手段に よ り 各 々 緯糸 が揷入 さ れ る よ う に構成 し た こ と を特徵 とす る 請求の範 囲第 1 項〜第 5 項の いずれか 1 項に記載の織機。
. 閉 じ た隙間 に は、 レ ビ ア装置等か ら な る 緯糸挿入手段 に よ つ 'て緯糸が挿入 さ れ る こ と を特徴 と す る 請求の 範囲 第 6 項記載の織機。 . 開 い た隙間 に は、 マ ガ ジ ン 緯糸装置か ら な る 緯糸挿入 手段に よ つ て緯糸が挿入 さ れ る こ と を特徵 と す る 請求の 範囲第 6 項記載の織機。 . レ ビ ア装置 に お け る レ ビ アバ ン ドの案内部材をヘ ル ド バ 一状の経糸案内部材 に併設 し た こ と を特徵 と す る 請求 の範囲第 3 項〜第 7 項の い ずれか 1 項に記載の織機。 . 茂が運動 さ せ る 箴 カ ム が カ ム 軸 に嵌着 さ れ、 カ ム 軸 に 並設す る 中 間軸 と 前記 カ ム軸が歯車等の連結手段 に て連 結 さ れ る と と も に 、 原動機 に連結 さ れ る 駆動軸 と 前記中 間軸 に 1 対の楕円歯車が嵌着 さ れ嚙み合わ さ れて な り 、 変位量の変化の犬な る 個所で の 回転角 速度増加部分を利 用 し た箴 カ ム と し た こ と を特徵 と す る 請求の範囲第 1 項 〜第 9 項の い ずれか 1 項に 記載の織機。
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公开号 | 公开日
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KR880701798A|1988-11-05|
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引用文献:
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法律状态:
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